求めたのは、暖かく段差のない家
今迄は、医院併用住宅にお住まいで、子育て+医院のお仕事をするには大変便利で良かったのですが、子育ても一段落、これからは夫婦2人でゆとりある生活を送るための家として、医院から程よい距離にこの家を計画されました。ご夫妻からお願いされたのは、「段差のないこと、暖かこと」それらをテーマに「デザイン、素材、インテリア」などトータルに提案をさせて頂きました。そして、時が経つにつれ益々深みをまして行くような本物志向の建築を目指しました。暖房はヨーロッパでは主流の輻射暖房、シックハウスの事を考え、無垢と土佐和紙で造られた空間は、いつも呼吸をしている様子で、この冬も快適であったようです。この家は「人にやさしい住まい」となりました。
バリアフリー&自然素材の家
構造:木造2階建て
基礎:地盤柱状改良の上べた基礎
延べ床面積:154.24m2 46.6坪