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水城公園の家〜隣地が公園という立地条件をとことん活かす

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93c8cfb934096e5.jpg南道路からのアプローチ、来客用のパーキングも考慮して門を奥に配置。 img_1283.jpg東側の公園からの外観。手前の木の葉は、桜で毎年お花見が楽しみである。 img_1281.jpg1階のリビングと2階の書斎、寝室からは、公園の桜並木を見ることができる。 img_1299.jpg玄関の入り口は、公園側に向かって開く。無垢の木で製作したもので写真は、築10年目に撮影。ますますいい感じになって来た。 fh020018.jpg来客用の玄関である。窓の向こうには、公園が見える。 fh010016.jpg玄関から客間を見る。30cm角の大黒柱が出迎える。 fh010029.jpg和室から玄関と廊下見る。天井は無く屋根を支える構造を現しにしている。 fh000015.jpg家族のリビング。吹き抜けの為。とても明るい。 fh000018.jpgリビングから東側の公園がみる。まるで軽井沢に住んでいるように感じてしまう。 fh010015.jpg公園側のウッドデッキの夜景。夏の夜は水城公園の涼しい風でとても気持ち良い。 fh03013.jpgウッドデッキから大きな屋根を見る軒の出は1.5mある。 fh00009.jpg2階の個室からリビングの窓を見る。 16.jpgリビングの吹き抜けを見る。2階の個室にはガラス戸を設置している。 fh000005.jpg2階の個室の造り付けの机と本棚。吹き抜けから優しい光がそそぐ。 fh000014.jpg寝室から吹き抜け越しに、個室を見る。 93c8cfb934090q8eba82wjpg.jpg寝室の窓から桜の紅葉を見る。毎年春になると桜が満開になる。 fh030020.jpg階段の上部には、夏の熱気抜きの為。開放可能なトップライトを設置している。 fh030009.jpgオールステンレスのキッチンではあるが、建築に合わせウッドの幕板にしている。 33.jpg家具は、すべてウォークインクローゼットの中に納めている。


隣地が公園という好立地

最初に伺った時に、築30年程経過した良い家があった。30年前は、隣地の公園の木々も小さく、東向き(公園)に向かって設計されてた家はとても住み良いプランであった。しかし、年々木々は大きく育ち、いつの間にか、家の中には光が差し込まない様になってしまったそうである。
今回計画するにあたり、ご家族から太陽の差し込む明るい家をご希望があり、その後、何度も提案を重ねながら、配置計画、窓の位置や収納などこと細かく設計監理を行った。また、桜の無垢の床を始め、左官や建具などすべてに渡り、コストを考えながら良い材料を集めて施工している。掲載している外観の写真は、10年を経過したもの最近撮影しているが、それぞれの素材がますます深みをましていて、隣地の公園にとけ込んでいるようである。
猛暑の行田市の中で、森林浴をしながら、水辺の気持ちよい風を感じながら、四季を感じことのできるこの生活は、この立地でしか味わえないことだろう。理想の土地を得ることは、建築を造るにあたりとても大切な事とあらためて感じている次第である。

水城公園の家
構造:木造2階建て
基礎:べた基礎
延べ床面積:198.64m2 60.1坪

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